What is Daruma?
達磨の由来
達磨とは、禅の開祖「達磨大師」の坐禅の姿を模した日本伝統工芸品です。現在、西洋での禅(ZEN)は宗教の垣根を越え「マインドフルネス」として、特定の達成すべき目標をもって行われます。同様に、日本では達磨に達成すべき目標へ願いを込めてきた風習があります。達磨に目が描かれていないのは、自ら目を描き入れる行為に意味があるからです。
先ず叶えたい願いを祈願しながら左目に目を入れます。これを「開眼」と言い祈願達成まで貴方を見守ってくれるでしょう。願いが叶えば感謝の気持ちを込め右目に目を入れます。これを「満願」と言い貴方の更なる飛躍を見守る魔除けとなります。
目標達成には様々な因果関係がありますが、東洋では縁起という言葉を使います。縁起とは原因や条件が相互に関係しあって成立しているものであり、一点一点手描きで絵付けされてきた達磨は古来より縁起物として親しまれ、新しい門出がより良いものになるように願いを込めて贈られてきました。そう、願いは一つの達磨を選ぶことから始まるのです。
Master
of painting
絵付け師
CGER / シガー
2012年▶︎元祖ART達磨 うたげやの達磨絵師として活動を始める
2014年〜▶︎大阪 今宮戎神社で行われる商売繁盛の祭り [えべっさん]にて毎年出店
2016年▶︎新宿伊勢丹 出店
2017年▶︎阪急梅田本店 出店
同時に GO OUT FESやstar festival 橋の下音楽祭など様々な音楽フェスやイベントにも出店
“伝統工芸を現代にもより身近に” “心に寄り添えるART”をテーマに和、洋を問わずストリートアートの要素を織り交ぜた達磨を描く。現在は達磨だけに留まらず 壁画 デザイン ライブペインティングも行う。
Instagram : @utageya.cger.daruma
紋吉 / Monkichi
2011年3月11日より単身NYへ渡り(ただの衝動行脚)、そこで感じたその時期特有のヒト、コト、モノを消火し消化し昇華して何らかの形で表現しようと創作物を世に出し始める。
2013年からは、現在は大阪南船場に本拠地を構える【うたげや達磨】の絵付けを始め、今宮戎神社で行われる祭「えべっさん」での露店販売やギャラリーでの展示、全国各地の様々な音楽フェス、イベント、百貨店でのポップアップも行っている。
また、別名義【Monk Ichi】としてのアートワークも展開し、不定期で個展を開催。
キャンバス制作の他、提灯や看板、ロゴ、フライヤー、ジャケット、アパレルブランドへのデザイン提供なども行い、自身のショップは【9GRAHA (ナヴァグラハ)】として2023年に試運転開始。
ちなみにデザインワークは【Sharaku Shiki】という名義を使用しているつもりだが、薄〜い認知で尚且つ自分自身でそれぞれの境目が曖昧になってきているのもまた事実である。
一括して、"和"をテーマとしたものを軸に多種多様な要素を取り入れ、多角的なアプローチで出力方法を問わず表現を追求しているヒト。
Instagram : @monkichidaruma